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11/15 連続フォーラム『今こそ文化省!』#6「アジアの文化政策に学ぶ-韓国の文化産業の攻勢と文化政策」を開催しました


11月15日(木)に、連続フォーラム『今こそ文化省!』(全6回)の第6回「アジアの文化政策に学ぶ-韓国の文化産業の攻勢と文化政策-」を、昼夜2回開催しました(【昼の部】主催:文化芸術推進フォーラム、【夜の部】主催:舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)/劇場、音楽堂等連絡協議会(劇音協)、企画:ON-PAM政策提言調査室)。

まず、古家正亨氏(ラジオDJ/テレビVJ/韓国大衆文化ジャーナリスト)からは、韓国大衆文化普及に関する政府支援の実際とその効果について報告がありました。韓国政府が大衆文化支援に乗り出した背景、文化産業振興基本法の成立、政府による支援やコンテンツ輸出振興策のほか、韓国コンテンツ振興院による日本での実例について紹介がありました。

次に、閔鎭京氏(北海道教育大学准教授)からは、韓国の文化政策について報告がありました。文化予算額が日本の2.7倍、国民一人あたりの文化予算額では約7倍にのぼる韓国において、これまでの政権別にみる文化政策の変遷をたどったうえで、現在の文化福祉政策や芸術家福祉政策について紹介がありました。

昼の部、夜の部ともに、出席者とパネリストの間で熱心な質疑応答が行われ、閉会となりました。

今回で、連続フォーラム『今こそ文化省!』全6回が終了しました。多くの皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。