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憲政史上初となる「国会芸術祭」を開催しました

2019年10月15日、国会における文化芸術振興の機運を更に高めることを目指し、 憲政史上初めてとなる「国会芸術祭」を開催しました(主催:文化芸術振興議員連盟/文化芸術推進フォーラム 会場:星稜会館)。
冒頭では、開催直前に各地で甚大な被害をもたらした台風19 号の犠牲者に会場全体で黙とうを捧げ、山東昭子参議院議長による開会挨拶、 河村建夫文化芸術振興議員連盟会長による開会宣言が行われました。
続いて、文化芸術界を代表して野村萬文化芸術推進フォーラム議長による決意表明が行われました。


野村萬 文化芸術推進フォーラム議長の決意表明
それ謹みて申す
我が日の本の芸能は 古より今に至るまで
人々の日々の営みより生れ出で 豊かなる文化の礎となる
連綿たる継承と新たなる創造は文化の両輪 真の宝
これなくして外国との交わりも豊穣の果実を結ぶことなし
まことに文化芸術は
我らの生きる支え 人々の生きる誇りと申すべきなり
今日の祭りに集いし我ら
両院議長の温かくも又強き力を得
文化芸術立国実現の要となる 文化芸術省創設
その大いなる志の成就を 堅く心に決するものなり


開会式の後は、光り輝きながら浮かび上がりそして儚く消えていく絵を特殊なキャンバスと専用のペンライトで描くパフォーマンス「光り絵」(出演:和代人平さん)、 縦150cm× 横500cm の大きな紙に力強く揮毫した書道パフォーマンス「文化芸術省」(出演:柿沼康二さん)、 リオデジャネイロパラリンピック閉会式にも出演した義足のダンサーによるダンス「さくら さくら」(出演:大前光市さん)、 新元号を記念して制作された新曲が披露された日本舞踊 筝曲「令和薫風」(出演:吾妻徳穂さん、花柳基さん)、 日本人として初めてピアノ部門、声楽部門で第1 位に輝いたチャイコフスキー国際コンクール優勝者による協演(出演:上原彩子さん[ピアノ]、佐藤美枝子さん[ソプラノ])など、 さまざまな芸術分野を代表する選りすぐりのパフォーマンスが行われました。
フィナーレでは、世界的指揮者・大友直人さんによる指揮のもと、山東参院議長をはじめとした国会議員合唱団がコーラスを披露。 台風被害を受けて出席議員が少なく、合唱団の規模が縮小となったため、急きょ会場全員での合唱に変更になりましたが、「春が来た」「朧月夜」などの日本の名曲に親しみました。 心を打つパフォーマンスを前に、出演者・来場者全員が、文化芸術立国の早期実現に向けた思いを新たにしました。

また、文化芸術推進フォーラムの公式twitterおよび インスタグラムでは、国会芸術祭の模様や舞台裏、 文化芸術省創設キャンペーンにご賛同いただいた方々の特別インタビューもお届けしていきます。

20141022
国会芸術祭パンフレット