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10/3ユネスコ主催セミナーに芸団協が登壇 「芸術家等のセーフティネットに関するアンケート」結果を初報告

ユネスコ 東アジア・マルチセクトリアル地域事務所主催によるセミナーに、芸団協が登壇します。
今年7月に、文化芸術推進フォーラム(事務局:芸団協)が日本芸術文化振興会と共同で実施した芸術家等のセーフティネットに関するアンケート」の結果を、初めて報告します
また、パネルディスカッションには、芸団協「芸術家の社会保障等に関する研究会」座長を務める秋野有紀先生も、コメンテーターとして登壇。
芸術家等、文化芸術の担い手が置かれている現状についての認識と、地位向上に向けた理解を深める機会になればと思います。ぜひ、ご参加ください。


【2023年10月5日追記】
芸団協の当日発表資料は、下記よりご覧いただけます。

芸団協「実演家の働き方の特性とセーフティネットの必要性」(PDF)


UNESCO Seminar on Promoting the Status of the Artists and Culture Professionals in Japan
「日本における芸術家・文化の担い手の地位向上に関するセミナー」

日本では近年、「多様な働き方」に対する社会保障の充実が重要な政策課題として掲げられています。その中、平時でも不安定な活動基盤に置かれているフリーランスが圧倒的に多いのが文化クリエイティブセクターです。
パンデミックに伴い、文化統計やデータ収集の充実の必要性の認識の高まりとともに、フリーランスを含む芸術家と文化の担い手という職業人の社会保障のあり方について議論を醸成することが、これまで以上に急務であるとの認識が高まっています。
本セミナーは、政府、市民社会、学術界、民間企業、個々の芸術家や文化の担い手等の関係者がつながり、議論し、共にアクションを形成するためのプラットフォームを構築することを目的として開催します。
https://www.unesco.org/en/articles/seminar-promoting-status-artists-and-culture-professionals-japan
※ユネスコのウェブサイトは英語表記のみ
▶詳細PDFはこちら

日時 2023年10月3日(火)15:30~18:00(開場15:00)
会場 早稲田大学 早稲田キャンパス8号館 B102教室
(地図はこちら▶ https://bit.ly/3Lk8AHr
参加費 無料(要事前申込み)
言語 日本語
プログラム ■開会挨拶
 シャバス・カーン(国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)東アジア・マルチセクトリアル地域事務所 所長)
■趣旨・概要説明
 坪井ひろ子(EU/UNESCO文化的表現の多様性の保護及び促進に関する条約エキスパートファシリティー・メンバー/コンサルタント)
■基調講演・発表
 歌川達人(一般社団法人Japanese Film Project 代表理事)
  「映画業界のジェンダー格差及び労働実態の調査報告と今後の課題」
 榧野睦子(公益社団法人日本芸能実演家団体協議会 法制広報部課長)
  「実演家の働き方の特性とセーフティネットの必要性」
■パネルディスカッション~芸術家の地位を巡って~
 松岡大貴(豊岡演劇祭実行委員会 プロデューサー)
 大和 滋(文化芸術推進フォーラム 事務局長/公益社団法人日本芸能実演家団体協議会 参与)
 川久保ジョイ(art for all 共同代表)
 歌川達人
 コメンテーター:秋野有紀(早稲田大学教授/芸団協「芸術家の社会保障等に関する研究会」座長)
 モデレーター:坪井ひろ子
主催 国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)東アジア・マルチセクトリアル地域事務所
後援・協力 豊岡演劇祭実行委員会
一般社団法人Japanese Film Project(JFP)
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)
文化芸術推進フォーラム
art for all
早稲田大学
特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)

文化芸術推進フォーラムとは

文化芸術関連団体が集い、文化芸術基本法の理念の浸透・啓発、政策提言などを通して、文化芸術の創造・継承・発展を目指し、2002年に発足。文化芸術関連24団体(2023年4月現在)で構成。
議長は、野村萬(能楽師、芸団協会長)。
https://ac-forum.jp/
☆構成団体一覧は こちら


公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会[芸団協]とは

俳優、歌手、演奏家、舞踊家、演芸家、演出家、舞台監督などのあらゆる実演芸術分野の実演家、スタッフ、制作者等の団体を正会員とする社団法人。1965年に設立され、2012年に公益認定を受ける。会員数は、正会員70団体、賛助会員7団体(2023年4月現在)。
実演家著作隣接権センター(CPRA)事業、実演芸術振興事業、調査研究・政策提言事業の3つを柱に、多様な実演芸術の創造と享受機会の充実により、心豊かな社会をつくり、我が国の文化芸術の発展に寄与することを目的に活動している。
会長は、野村萬(能楽師、人間国宝)。
https://geidankyo.or.jp/
☆会員団体一覧は こちら